Mt. Constance West Arete/コンスタンス山

Mt. Constance West Arete

コンスタンス山は国有林と国立公園の境界近くにあり、アプローチは国有林から入るが、ピークは国立公園内にある。
キャンプ地となるコンスタンス湖も国立公園内であり、キャンプ許可は国立公園事務所でとる。


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2012
7/9 晴れ。入山
9:35 林道終点
11:10 登山口
14:50 Lake Constance

P7091499.JPG

Puget Soundをフェリーで渡りオリンピック半島へ。
昔林道が崩れたままで、登山口まで1時間半ほど林道を歩く。
登山道からコンスタンス湖までは結構な急登。しかも山火事で林が焼けていて日が差して暑い。
湖畔にトイレ2基あり。


7/10 晴れ。
4:55 キャンプ地近くのトイレ発
6:50 Crystal Col
9:30 北壁撤退
10:45-11:00 Crystal Col
15:45 登攀終了
16:25 頂上稜線上 下山開始
17:40 雪のガリー下り始め
19:00 Avalanche Canyon
20:00 キャンプ地

北壁North Faceルートを目指し、Avalanche Canyonを登り、Crystal Passを越え、北側の氷河を下る。

P7101537.JPGAvalanche Canyon
P7101536.JPGCrystal Passより北側の氷河
P7101532.JPGCrystal Passに咲いていたAnemone ツクモ草の一種

取り付きを探すが、ガイドブックの記述もルート図の絵も判然としない。おおよそのめどをつけ取り付くが、岩は濡れていて、プロテクションもとれないような岩。Olympic山域の岩は初めてだが、堆積岩の一種のようで、クラックに乏しい。中間部のビレイ支点となる木も雪に隠れてか見えず、上部は残地ボルトがあるらしいが、見つけられないと困りそう。ボルト等は持参していないのでこのまま突っ込むと敗退しようにも脱出不能に思え断念して敗退。

P7101539.JPG北壁

Crystal Passまで登り返し、ルートをWest Areteに変更する。

P7111543.JPG

1Pはピナクルの裏を行く。簡単そうなのでロープは出さず。
2P:右上バンドを上がり左に上がる。
こちらの岩は大きな岩塊が積み重なったふうで、岩と岩の間のクラックでプロテクションをとるが、崩れないか心配だ。
3P:傾斜の強い凹角から左のガラ場を移動。左右に易しくなりそうな緩傾斜帯があるが、基本的に尾根沿いから外れないように登る。
4P:ここも色々といけそうだが、真ん中のチムニー状を登る。その後左上。
5P:左が簡単そうだが、尾根沿いに直上。ビバークテラスに出る。
6P:垂直の大クラックから簡単な岩稜。
7P:Crest下のギャップに出る。緩い尾根の向こうに正面に急で巨大な岩壁が見える。Crestを巻くとロープの流れが悪くなるので短く切る。
8P:Crestトラバースして緩い尾根へ。
9P:核心部の岩壁。見た目は登攀困難に見える威圧感のある壁だが、右上するバンドを上がると残地ピトンがあり、そこからハンドクラック少し直上して左上する尾根状を上がり残地ピトン2本あるビレイ点に上がる。取り付きが小さなサドル状で下は落ち込んでおり高度感があるが、見た目より易しい。
P7111549.JPG核心部越えて上部
10P:大きな岩壁を左へ巻いて行く。
11P:直上すると緩傾斜帯のガラ場になり登攀終了。

P7111551.JPG頂上稜線付近よりInner Constance

不安定なガラ場を1P延ばし尾根上に出る。
ここからは尾根上を進み頂上稜線に出る。
頂上稜線は岩峰が続きルートはわかり辛い。
一旦雪渓におり頂上方面へ登り返すが、頂上はまだ先で今日はルート変更出遅れたため、登頂はせず、下山する。

途中から一般路は降りず、雪のガリーをAvalanche Canyonへ下降。
明るいうちにキャンプ着。


7/11 晴れ。下山

P7121556.JPGコンスタンス湖キャンプ地
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Dragontail Peak Backbone Ridge with Fin Direct/ドラゴンテイルピーク

Dragontail Peak Backbone Ridge with Fin Direct

P7051437.JPGDragontail Peak


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山域がNational Forest内なので、事前にNational Forestオフィスでキャンプ許可必要。
Colchuck Lake からDragontail Peak頂上までの標高差は1000mくらいだが、ルートの規模は取り付きから標高差700mほどとなる。

初登攀当時はフィンと呼ばれる上部の巨大なフェースを巻いて登られたが、現在はフィンも登られる。
ルートは下部岩壁帯と上部岩壁帯に分けられ中間部は傾斜の落ちた簡単な岩稜となっており、この箇所でビバークは可能。

P7051434.JPGDragontail Backbone Ridge

2012
7/4 晴れ。入山。
9:05 登山口
10:45 Lake Stuart分岐点
12:30 Colchuck Lakeキャンプ地

P7051432.JPG左がDragontail Peak 右がColchuck Peak

独立記念日。例年この日を境として晴れの日が多くなるよう。
LevenworthのNational Forestオフィスでチェックインしパスをもらう。チェックインは朝9時まで。9時過ぎるとキャンセルとみなされ、他の人に許可を売られてしまう。

今日はNational Forestオフィスでのチェックインのために早く出たが、アプローチは3時間半ほど。昼過ぎについてしまい、岩壁上のルートを観察しながら、昼間っからウィスキーを喰らう。


7/5 晴れ。
5:00 キャンプ地スタート
6:25- 取り付き
10:50 オフウィドスのピッチ終わり
15:15-16:00 フィン手前
17:45 フィン中間部Groove終わり
20:30 フィン終わり
21:00 頂上稜線上 下山開始
3:00 キャンプ地

1P:雪渓から取り付く。クライミングシューズに履き替え、尾根の左側の簡単そうなところを巻いて行く。途中残雪あったが、量も大したことはなく、クライミングシューズのまま越え、凹角状を登って尾根に出、オフウィドスの直下まで登る。ここまで公称1Pだが、4Pほどロープ出した。

2P:下部岩壁核心部のオフウィドス5.9。このピッチのためにREIでキャメロットの#4、#5を購入。ガイドや記録によると最大サイズの#6も推奨されているが、売ってなかったのでなしで来た。見た目の傾斜はそれほどなく行けそう。ここは荷を背負っては登れないので、下のアンカーに置いておいて後で荷揚げすることにする。

IMG_0122.jpg2Pのオフウィドス
P7061460.JPG
クラックが下の方から#3、#4〜#6サイズへと広がって行く。#3を決めたあと#4でプロテクションをとり、少しずつ上にずらしていきながら登っていく。
途中チョックストンがあったのでそれでもう一本とり、#4は後に備えてリザーブしておき、#5をずらしながらまた登って行く。ギリギリ決まるところまで#5を上げてセットここからは#6サイズなのでプロテクションは取れない。
ランナウトするが、頑張って登ると左側壁に#2の決まるクラックがあり、そこで一本とれたので助かる。このクラックがなければ、#6がないと精神的にきつかったかもしれない。
結局上で#4はしようしなかったので、下の適当なところで使用するのが良い。

荷揚げで2箇所引っかかるところがある。苦労して時間が掛かった。

3P:5.8。岩にライクンが生えていてちょっと汚いフェース。ラインが分かりづらいが、上にルーフを見てその左側の汚い途切れ途切れのフィンガークラックを登る。途中ライクンで足を滑らせて落ちそうになった。ルーフの左真横あたりでビレイ。

P4:5.8。今度はきれいなフィンガークラックを登る。大きな岩の塊にぶつかりそこからまっすぐ美しいハンドクラックがルーフ状へと伸びているが…ここから左側へ回り込むとまたきれいなハンドクラック有。ここをレイバックで登る。クラックは上の方に広くなり#2、#3、最上部は#4も使えるようだが、要らないと思い下に置いてきてしまった…。

P5-P8:少し登ると尾根上に出て傾斜の落ちる中間部の岩稜をフィン基部まで。実際は6Pロープ出した。フィン手前で休憩。North Faceを登ってきたパーティーがフィン下部を登っている。彼らはそのままフィンを巻いて右側へ抜けていった。

P7061470.JPGフィン全景

P9、10:フィン下部。フィン中間部まで右上するランペから岩溝を登る。実際は4Pロープ出した。岩が非常にもろいところ。岩溝内の一部に雪と氷があり、ちょっと悪かった。

P11:ここからが後半の核心部。ガイドブックの写真には2本ラインが引かれていて混乱する。登ってみて分かったが、ガイドの記述は左側の記述のようだ。我々は右側のラインを登っているようだ。グレード記述がモノにより5.8だったり5.9する。いくつかクラックが走っているので、幾通りかのラインがあり、グレード差があるのかもしれない。きれいなフィンガークラックでプロテクションもばっちり効く。

P12:5.9。ここもラインがわかりづらい。少し難しそうなので荷を置いて空身で登る。上に見えているフィン先のギャップを目指して登るが、クラックがそこへは続かずに右方向へさらに続いている…が、行けるか疑問で、さらに適度にプロテクションとったつもりだったがギアが尽きかけている。
結局、目指していた左のギャップの下にクラックが伸びているので、振り子で左移ってギャップに出事なきを得た。

P7061472.JPGフィンの登り

P13:フィン裏のをさらに上がる。
P14:ギャップからフィン表側に戻り、大きなレッジ沿いにトラバース。ここで日が沈む。頂上付近でみる日没は美しいのだが…。

P7061477.JPG

P15:もう1P伸ばし雪のある頂上稜線へ。

もう遅いので頂上は登らずに下山する。
下山路は一般路に出るので危険なところはないが、道に迷い真っ暗な中のまさかの藪漕ぎ。
大幅に時間を消費し、午前3時にキャンプ地へ辿りついた。
疲れ過ぎて目が冴えていたので朝まで飲んだ。


7/6 晴れ。下山。
P7071482.JPGキャンプ地にやってきたマウンテンゴート
posted by junt at 08:48 | Comment(0) | 山行記録(北米)

リバティベル ベッキールート/Liberty Bell -Becky route

Liberty Bell
Becky route 5.6 4p


libertybell01.JPG

Washington Passから見上げるEarly Winter & Liberty Bellの岩峰群はなかなか圧巻である。 黄色っぽい花崗岩で形状が変化に富んで面白い。


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2002
7/12
20号をひたすら走り、12時Blue Lakeのハイキング道取り付きの駐車場に着く。 そこから歩くこと2時間で・・・14時に取り付き着。今年は雪が多いので取り付きのコルの手前は雪 渓上を歩くことになった。
14:30登り始める。

1p:井本氏リード。ホールドが豊富な斜面を登る。チムニーがあるがどこでも登れる。
2p:私リード。5.6のチムニー。巨大なチムニーの中に適度にガバホールドがある。
3p:井本氏リード。正面の岩を右上するクラック沿いにアンダークリング気味に上がり右から廻り 込む。
4p目は傾斜が落ちた簡単な斜面を適当に登る。
16:15頂上着。
19時駐車場着。

簡単で短いが登って面白いルート。ルート内容の割にはアプローチが少し長く感じられた。 キャメロット0.75−3まで1つずつ計4つで十分。

libertybell02.jpg
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ベスパ北壁/Vesper North Face

Vesper North Face

vesper01.JPG上部スラブのピッチ


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9/15/2002
メンバー:井本氏、私

6:30 駐車場発。
10:30 取り付き。
13:30 ルート終了。頂上直下。
15:50 駐車場着。

vesper02.JPGベスパ北壁全景
vesper03.JPG取り付きの氷河トラバース

取り付きまでの雪渓が荒れており、おまけに思っていたより、雪が硬い。以前雨 のためこのルートをあきらめ、一般ルートから登ったときはクランポンを使用しなか ったため、今回も要らないだろうと置いてきてしまった。アックスを突き刺し、皮靴 で硬い雪面に蹴り込み、大きく口を開けたクレバスの約10m上をトラバースし、取り付きへ向かう。滑ったら間違いなくクレバスに飲み込まれるだろう。ちょっと恐ろしかった。

vesper04.JPG下部岩壁

下部は傾斜が強く80度くらいか。IV〜V級程度と思われる。

1p:鉄分豊富で赤く錆び付いた色をしている。良いホールドが適 度にあり快適である。

2p:左側の凹角沿いに走るオフウィドス沿いに登る。ステミングを利かして登る。

2pで下部岩壁を抜けブッシュの生えた緩傾斜帯に出る。ここで一旦ビレイを解 き、アンザイレンでしばらく登る。

上部岩壁は頂上に続く広大で美しいスラブを登る。傾斜は40〜60度ぐらいか。 この広いスラブ帯の中に2本の垂直に盛り上がった帯が広がっており、そこを乗 り越えて行く。

3p:4本足でペタペタと登る。

4p:一本目の垂壁を超える。ルート図によると2本目もそのまま超えるようで あるが、右のバンド沿いにトラバースして逃げた。ルートガイドによるとこの部分が このルートの核心のようであった。
今回は(も!)ピトン類はなしで(ハンマー重いし!)カム類だけできたのだが、 このスラブ帯の下部はクラックに乏しく満足にプロテクションを取れない。ノープ ロで上の垂壁帯を登るのは行ってみないとわからないが、悪そうに見えた。

5p:右にトラバった地点から上に伸びる浅いフィンガークラック沿いに登り、 そこから横に走る浅いクラック沿いに左にトラバり、上部垂直帯の右端を越え、上の テラスに出て、ピッチを切る。

6p:さらに左上し、頂上直下の垂壁とスラブとの凹角沿いに上がる。

7p:右のクラック沿いに上がる。この辺はクラックも多く、ホールドも豊富。

8p:さらにクラック沿いに頂上の肩まで上がる。

vesper05.JPG頂上よりの展望

短いが(といっても標高差300mぐらいあるのだが)面白いルートだった。
核心はアプローチの雪渓トラバースだったような…。
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チェア北東バットレス/Mt.Chair Northeast Buttress

Mt.Chair
NorthEast Buttress

chair04.JPGMt.Chair


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メンバー:井本氏、塩原氏、私

2002
7.00 シアトル発。
8.30 Snoqualmie Passの駐車場着。シアトルから最も近いスキー場があるところ。 ここからSnow Lakeへのトレイルを行く。
途中からトレイルをそれ、ガラ場を登り、雪面を登って、
11.00取付。
14.30頂上。
16.40懸垂下降。
18.00駐車場着。

1p:V〜1V。顕著なルンゼ状を登る。
2p:W。ルンゼ状。木がバンド上に生えているところで終了。
3p:U〜V。
4p:V〜1V。上の少しハングってる岩峰を目指して、フェースをひたすら登る。
5p:V−??はあるように感じた。核心。凹角を登り、突き当たったハングの下を左へ抜ける 。残置ピトン3本あった。結構悪い。右へ抜けても悪いらしい。それに右は草付トラバースとなりつまらな いらしい。
6p:U。ここからは歩いて頂上へ行ける。

下降
下降の出だし点に注意。最初がガレてる少し急なルンゼを降り、大チムニーを懸垂下降。50m− 回で雪が出ているところまで降り、そこからは歩き。
chair02.JPG
chair03.JPG
chair01.JPG
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Mt.Shuksan White Salmon Glacier route

Mt.Shuksan 9127ft
White Salmon Glacier
North Cascades NP, WA


シアトルダウンタンがらI-5をBellinghamまで北上し、東方に伸びるHighway542をBaker Ski Areaまで車で約3時間。
初めてMt.Bakerスキー場に行くと、東方に雄大な山容の山が眼前に広がっており、思わずしばしその姿に見惚れてしまうでしょう。その山がMt.Shuksan。 North Cascades のicon 的存在の山で、ポスターやカレンダーにその写真が使われることが多い。

このルートはWhite Salmon, Curtis, Sulfideの3つの氷河を繋いで渡り歩いていける最もダイレクトに登れるルートらしい。頂上直下のガリーが状況によっては悪いかもしれない。

2004
4/17
15.00 Baker Ski Area White Salmon Lodge
20.00 BC
こちらで購入したVoile のSnake Skin というゴム製スキーシールを使って見るが全然効かん。 スキー場からclear cut (木の伐採された跡地)を下の沢までおり、沢沿いにBCとなる雪渓の台地まで登る。

4/18
6.30 BC
15.00 in the gully just under the summit
19.30 BC
私のスキーシールが使えんので、結局ここからつぼ足でアタック掛けることに。White Salmon Gracier の斜面はとても長く、この上の約7000ft にあるCurtis Gracier 上部まで4時間半も掛かってしまう。Curtis Gracier 上部をトラバってHells Highway と呼ばれるSulfide Gracier の接続部まで行く。Hells Highwayは本の写真ではクレバスだらけだが、今の時期はまだ雪が多く1つも割れ目は見られない。がここでガスが深くなりホワイトアウト。Sulfide Gracier に上がってからは全く先が見えず。しかも発泡スチロールの玉状大粒雪が降り始め、我々のトレールを消し始める。頂上と思われる方にすすんで行くと、やがてたまにガスが薄くなった時だけだがに頂上岩壁がうっすら見えてくる。が、登るべきガリーのラインがよくわからず。またガスが少し薄くなった時にラインを見据えて取り付く。しかし、ガリーラインのおそらく頂上まで3分の1ぐらいのところで、吹雪がさらに激しくなり、登頂を断念して降りることに。 また敗退記録を1つ増やしてしまった。

下山時に男女2人の北壁パーティーに会う。彼らも時間たらず頂上に行かずに頂上下のバンドを移動してきたらしい。 暗くなることにBC着。驚いたことに彼らはそこからさらにスキー場へ向った。今日中に帰らないと行けないようだ。今から帰るということはおそらく別のもっと短時間でいけるルートを知っているのだろう。

4/19
9.00 BC
12.00 White Salmon Lodge
少し下ると下の方は雪が降らなかったらしく、彼らのトレースを発見。沢沿いに下りずにスキー場までトラバースしている。何箇所か雪で埋まった沢を渡るもう割れはじめている所もある。冬季から4月いっぱいくらいまではこのアプローチルートが使えるようだ。
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Mt.Constance Normal Route 敗退

Constance - 2360m
Normal Route - Winter
Olympic Mountain Range, WA


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2002
12/28
11:30 start
18:00 camp 1500m

12/29
9:30 start
10:30 Lake 1600m
12:00 Gully
14:00 Camp on the ridge 2000m

12/30
9:00 start
11:00 South Peak 2200m
12:00 Camp
14:00 Lake
16:00 Camp 1100m

12/31
9:00 start
11:00 trail head
12:30 parking

早朝シアトルを立ち、Puget Sound をフェリーで渡る。やがて船上からオリンピック半島の山々が姿を現す。

ここは話に聞くところによると、夏でもアプローチが大変なところらしい。冬もラッセルと雪の下のブッシュの空間にはまり込み、体力消耗する。 結局一日目は目的の湖畔まで行けず、途中テント張れそうなところでビバーク。

実は夏道を外れていて、帰りに夏道沿いに下りるが、これがまた急傾斜で木に捕まりながらずり落ちるようなところで、 これを登るにしてもさぞかし大変なことと思う。

2日目、湖畔に出てからは、天気も良く、両側に岩峰が聳える美しい道を快適にあがる。

夜は雪が降り続き、夜明け前に一度外に出てテントを掘り返す。

3日目アタック予定だが、様子を見て出発を遅らす。

天候が落ち着いたので9時に出発。夏道は大絶壁のど真ん中を大きくトラバースするのだが、見た感じとても行けそうにはない。良い 支点も取れそうにないし、落ちたら確実に終わりである。 諦めて少し戻って上を見るとガリーが奥の方まで続いていそうなので、そこを上がる。

ひたすら上がると、ガリーは狭まって行き、最後は岩を乗っ越して行くと、 ガスのなかから時々姿を現す本峰頂上の見える西尾根との合流地点であるサウスピークにでる。

そこからは両側が切れた岩稜が頂上まで続いているが、アンザイレンが必要で時間がかかりそうであり、 予定より一日オーバーしてしまうので、残念ながら諦めることにした。
constance02.JPG
constance01.JPG
constance04.JPG
constance03.JPG
posted by junt at 00:00 | Comment(0) | 山行記録(北米)

Guye Peak West Face - Improbable Traverse

Guye Peak West Face - Improbable Traverse
Cascades mountains WA
Snoqualmie Pass 周辺


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残念ながらバックアップのないまま誤って記録を消してしまったのでした。
これは記憶による復元。時間は間違ってるかも…。

guye04.JPGGuye Peak West Face

2002/9/22
7.00 シアトル発。
8.00 駐車場着。
8.45 取り付き着。
9.00 取り付き。
12.00頂上。
15.00? 駐車場に戻る。

このルート名は西壁の唯一のルートの核心ピッチの名を冠している。

この壁は近くで見ると被っていてかなり傾斜がきつい立派な壁であるが、このルートのグレード自体は高くない。 それは、こルートがこの壁の弱点をうまく突いてラインが引かれているためで、ほとんどの部分はII-IV級、核心ピッチであるトラバース部が5.8とグレーディングされている。

guye01.JPGインプロバブル・トラバースのピッチ

確かにこのピッチは見た目はimprobable だが、実は行ってみるとすばらしいホールドが続いており、なるほど納得というルートです。

guye03.JPGトラバース後のピッチ 巨大なレッジを左上
guye02.JPG


地理的にもシアトルダウンタウンから車で一時間と近く、ちょっと一日空いた時にでも行けるルート。

下りで一本違う沢筋に入ってしまい?時間食う。
posted by junt at 15:29 | Comment(0) | 山行記録(北米)

カナディアンロッキー登山情報

カナディアンロッキー登山情報2010

アクセス
バンフ方面はカルガリーから1時間。ジャスパー方面はエドモントンから4時間。
カルガリー、エドモントンに飛行機で行くにはアメリカ国内かバンクーバーで乗り換えが必要。バンクーバー入りしてそこから車で行くのが少し遠いが航空料金は安い野で時間があってお金がない人は選択肢として考えられる。


車がないと山にはアクセスできない。
レンタカー:一週間$110+保険$20/一日くらいから。
今回は車登録料等々色々込みで15日間$710(約6万円)だった。
保険なしだと$410
ぐらいだが、今回は最後の方の積雪日のあとフロントガラスにクラックが入っていたので保険に入っていて良かった。でも修理代が$300ぐらいでちょうど保険代と同じくらいだったが。

入園料
各公園に入る道路にゲートがあり、入園料を払う。
一日パス:$9.80
一年パス:$67.70
地元の人向けあるいは一年パスホルダー向けに素通りレーンがあるが、パスなしで公園内で見つかると罰金刑。

宿泊施設

Canmore カナダ山岳会(ACC)本部ホステル 非会員$36 山岳会員$25
カナダ山岳会以外でも割引OK。スイス、フランス、NZ、アメリカ等どこでもOK。ただし日本の山岳組織で他国山岳会と提携しているところはなし。
泊まった人の多くが今まで泊まった各国のホステルの中でも最高だというぐらい良いところ。高台の森の中にあり景色がよく静かなところ。
キャンプサイト$15
Banff Alpine Centerホステル$40ホステル会員$36
Lake Louise ホステル ACCの所有だが、ここはカナダ山岳会のみ割引あり。非会員$42会員$37
Jasper ホステル ホステル会員$27 交通の要所のせいかいつも一杯のよう。要事前予約。
キャンプサイト$27.40(一人だとホステルより高い)ただしシャワー及び水洗トイレあり 
Jasper近郊エディス・キャンベル ホステル 山小屋みたいなところ シャワーなし 外ボットントイレ

山小屋 カナダ山岳会(ACC)管理のものと国立公園管理のものがある。
ACC管理のものは事前予約が必要。無人で鍵がかかっているところも多い。
国立公園管理のもの例えば
アシニボインやロブソンの小屋は早いもの勝ちシステムで予約は要らない。

山でのキャンプ及びビバークは許可が必要で各公園事務所で所定料金を払う。


ブラックベアとグリズリーの2種が生息している。
公園事務所ではできるだけグループで音を鳴らしながら歩きましょうと指導している。
アウトドアショップで熊鈴、熊スプレー等販売されている。こちらの熊鈴はただの鈴、日本の熊鈴のように遠くまで音が通るようなタイプではないので日本から持っていってもよいかも。熊スプレー$30くらい。(何故日本は1万円くらいもするのでしょう?)
キャンプ場では鉄製の食糧保存箱や食糧つるし棒があります。
公園事務所で各ルートの熊の出没危険情報を得られ、熊の良く出るところでは入域制限されます。



カナダも沢水は基本的には飲めません。動物の糞に媒介する寄生虫がいるためで、感染するとビーバーフィーバーという病気になりお腹を壊します。
煮沸またはフィルター処理して飲みましょう。
ビーバーフィーバーについて

緊急対策
ロッキー山域は街では携帯電話が繋がるが街を離れると携帯電話はカバーされなくなる。
基本的には山に入る前に誰かに計画と下山日を知らせておき、予定下山日を過ぎた場合は国立公園の緊急連絡先に知らせてもらうと捜索が開始されるということになっている。
カナダ公園事務所緊急連絡先:780-852-6155
ロブソンは登山口にクライマー向けの計画書提出ポストがあり、書類提出が求められる。
バガブーやアシニボインでは山小屋に管理人がおり、その人に計画をしらせることになっているらしい。
また公園管理事務所には緊急時救助要請用の用紙があり、それに計画と下山日等を記入提出し、下山時に下山報告をするという方法もある。この場合も予定下山日を過ぎても報告がない場合は捜索が開始される。

登山用品ショップ
Banffはアウトドアショップが多いが、衣類やトレッキング用品はあるが、クライミングギアを置いているところは少ない。
メインストリートのmonod sportsが比較的モノがそろっている。
Canmoreの方が、Banffよりクライミングギアが揃っている。
Canmore:メインストリート沿いのValhallaとRailway St沿いのVertical Addicted
Jasperもあまりクライミング用品はないようだ。
MEC(Mountain Equipment COOP):カナダ版REIのようなアウトドア用品生協。大都市に店舗があり、店舗面積も広大でほとんどなんでも揃い、値段も安い。Vancouver,Edmonton,Calgaryに店舗あり、入国してからまずココで装備を整えてからロッキーエリアに向かうのが良い。

クライミングジム
Banffのコミュニティーセンターにインドアジムがあり安いが小さい。
CanmoreのジムThe Vsionの方が良い。ボルダー向け。
Banffは新たスポーツセンターを建設中なので近い将来立派なインドアジムができるかもしれない。

ビデオ屋
Canmoreのレンタルビデオ屋Avalancheはクライミングビデオやバックカントリースキースノーボードものが充実しているのでGood!

空港での睡眠環境

カルガリー空港:
結構小さな空港。夜になると店はみんな閉まってしまうが、一回到着ロビーの階は明かりがついていて、警備員が一晩中巡回しているのであまり危険は感じなかった。一箇所子供スペースのようなところがあり、そこに高級そうなソファーがいくつかあり2つをくっつけて舟型にすると快適だった。

バンクーバー空港:
アジア系の航空会社の発着が深夜1−3時くらいまであるので、アジア系会社のカウンターのあるDブロック周辺は一晩中にぎやか。バーガーキングも一晩中空いているようだ。隣接するEブロックカウンタースペースに手すりのないタイプの横長椅子があるので横になれる。怪しそうなアジア系の輩が徘徊していたので睡眠中は荷物に気をつけないといけない。

フライト預け荷重量
託送荷物の1つの最大重量がアジア系は20kgだがアメリカ系は50ポンドなので25kgぐらいまでOKで、2つまで託送できるので一人あたり50kgぐらいまでOK

温泉
ロッキー周辺には温泉があります。
有名どころは、バンフ温泉(Banff)$7.30, ラジウム温泉(Radium)(ロッキー西側), ミエテ温泉(Miette)(ジャスパー方面)$6.05の3大温泉。
基本的に温水プールで水着着用。硫黄泉らしいのですが、硫黄臭はなく、塩素臭がきつい。

リンク
カナダの国立公園
カナダの天気
各トレッキングルート情報(たとえばバンフ国立公園の場合)
カナディアンロッキー周辺の温泉
posted by junt at 13:25 | Comment(1) | 山行記録(北米)

Edith Cavell敗退

Edith Cavell
East Ridge
Grade: III

edithCavell.JPG


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9/18 晴れ
7:30 駐車場
9:30 取り付き
12:50 ショルダー手前 最高到達地点 引き返し
17:30 駐車場

観光用の道が伸びているので、アプローチが非常によく、一日で登攀可能。

先行パーティあり、取り付きで追いつき、先に行く。

夏道は雪のガリー右手の岩稜を登る。

雪が多いので取り付きから雪のガリーを登る。途中傾斜があり雪が少なく岩が出ているところや氷の部分があり、夏道沿いに右手の尾根を登る。岩壁に阻まれて行き詰る。あきらめて降りようとも思ったが、少し下から見ると行けそうなので、岩壁を左に巻いて雪のガリーを詰めショルダー手前のギャップまで登る。時間はまだ余裕があるが、先日の雪崩れのせいか気持ちに余裕がなく結局ここで諦めて降りる。

全体的に雪は柔らかい。上に行くほど雪は多くなる。

ショルダー手前で引き返す。雪は膝上くらいあり。

ロッキーは石灰岩や頁岩(Shale)ここの岩質はオレンジ色の珪岩(Quartzite)で岩自体は硬い。


posted by junt at 13:22 | Comment(0) | 山行記録(北米)

エディス山南峰南稜

Mt. Edith South Peak South Ridge

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9/15 晴れのち曇りのち雨
9:55 Fireside picnic area
11:00 枝道分岐
12:20 取り付き
13:20尾根上
14:05-30 Mt.Edith頂上
16:50 Fireside picnic area

アプローチ:バンフから北へ向かって1Aに入ってすぐ右折して脇道を行くとFireside picnic are。ここに駐車して、Edith Pass 方面へのハイキング道を行く。二本丸太橋の残骸を過ぎて少し登ると左へ分岐する踏み跡がありこれを辿る。

岩壁の下まで登ると顕著な急なガリーが見えるがこれがルートである。
最初はガリー内のガレ場を登り、ガリー内の石灰岩のスラブに取り付く。グレイドは5.5となっておりが、登山靴ではちょっと悪いところがあったので、ここでクライミングシューズに履き替えた。
3箇所立派なアンカーが設置されている。
上に行く程岩が脆くなるので注意が必要。

尾根に出てからは登山靴に履き替え、脆いが簡単な尾根を頂上まで登る。
頂上に出るとエディスの中央峰、北峰、マウント・ルイス等が見える。

下りは頂上から100mほど戻ってから西壁側を降りる。ケルンがたくさんたっているので、ケルンを辿りながら降りる。しばらく行くと地面に大きな穴が開いており、穴に入ると簡単なチムニーへ続いている。トレイルはエディス中央峰と南峰のコルをへて、Corry Passへの一般道へと続いている。

ガイドブックによればバンフ近郊ではよく登られている山らしい。ルート名がサウスリッジだが、実際にクライミングとなるのは南稜に出るまで。真っ直ぐに伸びるきれいなガリーを登るのだが、岩の質は脆いところも多くそれほどきれいではない。ガリー中はもちろんあまり景色は良くないが、尾根上に出れば良い展望が得られる。アプローチが良いので一日ちょっと遊ぶには良いところといえるかもしれない。

posted by junt at 02:56 | Comment(0) | 山行記録(北米)

アサバスカ Mt.Athabasca

アサバスカ
Mt.Athabasca 3491m

カナディアンロッキー
ルート: 登りSilverhorn 下りNorth Glaciar
グレード: II


athabasca.JPG
写真リンク


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9/10 晴れ
8:10 Columbia Icefield 第二ゲート
9:00 氷河取り付き
11:45 Silverhorn 尾根取り付き
14:55 Silverhorn 上
15:15 Athabasca頂上
18:10 Columbia Icefield 第二ゲート

アシニボインに行きたいが、天気予報は雨マークが続いており、一日だけ晴れ予報なのでアクセスが良く、よく登られているアサバスカ山に行くことにした。この山がカナディアンロッキー最初の山になった。

本当は登山前日にコロンビアアイスフィールド近くのキャンプ場に泊まるのが良いのだが、急に行き先を決定したので、キャンモアを朝4時に発って、7時頃コロンビアアイスフィールドのシャレー駐車場に付いた。まだ時差ボケが残っていて、前夜は12時に目がさえて眠れず、途中で眠くて運転がつらかった。

Columbia Icefield からよく見える。氷河ツアーの営業時間以外は第一ゲートが開いていて、クライマーは第二ゲートまで車で入れるようになっている。 朝7時前くらいから明るくなるのでもっと早く出るのが良いのだが、出遅れて8時出発になってしまった。駐車地にはもう一台車が止まっており、登山者用の台帳を見ると2人パーティが、既に5時半に入山しているようだ。

ここからは明瞭なトレールがついている。

氷河に乗ってから氷河をトラバースして横断するので、ホワイトアウトすると道に迷いやすい地形であるので念のためGPSで所々マークしながら進む。前パーティのトレースはないので他のルートに行っているようだ。人気のある山だが、昨日までの降雪のためトレースはなく用心してクレバスのありそうな場所を避けながら進むが、二度小さなクレバスにはまってしまった。歩いているとロープ操作の掛け声が聞こえ、他パーティはどうやら北稜を登っているようだ。

最初はノーマルルートであるノースグレイシャーから登るつもりであったが、雪壁下のトラバースが雪崩れの危険がありそうなのと新雪でクレバスが隠れているように見えたので、尾根上を登るシルバーホーンルートに変更することにした。

尾根取り付き箇所はクレバスになっておりスノーブリッジを渡って尾根に出た。尾根上も相変わらず50cmほどの新雪のラッセルが続くが、少し登るとアイスになった。簡単なアイスクライムだが、アックスが1本しかないのでここを引き返すのはちょっといやだなと思いながら登る。

中間部は再び雪の斜面になり、登るにつれ傾斜が強くなり45度くらいの雪壁のラッセルである。昼過ぎになると時差ボケのせいで非常に眠くなり、ほとんど眠りそうな状態で登った。雪が柔らかくてそれなりに傾斜もあり不安定なところなので眠ってはいけないと思いながら登っていたが、ひょっとしたら立ち止まったときに何度か眠ってしまったかもしれない。

上部は再び氷の斜面になるが、その手前が雪溜まりになっており、足場を踏み固めようとすると下にはクレバスがあり、なかなか上の氷の斜面に乗り移ることができない。尾根を大きく左側から巻いて行けそうにも見えるので、雪壁を横切ろうとしたが、雪崩そうな斜面であった。

上に真っ直ぐ上がれないとするとあまり選択の余地もなく、慎重に左側にトラバースしようとしたが、数歩歩くと一瞬のうちに前方に亀裂が走っていくのが見え雪崩れ始めた。雪崩れ発生箇所の最上部にいるので、なんとか雪崩れの上に出て留まろうとしたが、流されていく。クランポンやアックスで止まろうとするが無理で、雪に埋まりそうなので泳いで上に出ようとしたが、体が反転してしまい頭が下になり、どうにもならなくなった。この傾斜だと雪崩れは下まで止まらないだろうし、真っ直ぐ落ちると下は崖になっているので、ちょっと絶望的であった。思わず叫び声を上げながら落ちていくと他パーティもこの瞬間を見ているようで彼らが叫ぶ声も聞こえた。

しかし、雪崩れは止まった。雪崩の上の方にいたので、あまり雪には埋もれていず、自力で這い出せた。上を見ると横幅50mくらいの雪崩れで120mくらい流されて、下を見ると崖まで15mくらいのところで止まっていた。九死に一生を得るとはまさにこういうことを言うのであろう。

他パーティの姿を探したが、こちらからはどこにいるのかよくわからない。こちらが動きだしたら、彼らも私が大丈夫だとわかるだろう。雪面を横切ると危ないので真上に登ってトレースに戻る。

顔から血が滴っているが、どのようになっているのかよくわからない。鼻から右顔面を打ったようだ。下に降りることも考えたが、アイスの部分をアックス一本で降りる気はしなくて、また上のクレバス越えを試してみることにした。今度はもう少し右側から取り付くことにしたが、相変わらず雪の下に大きな空間が開いていて上の斜面に乗り越すのが大変だ。上斜面の雪を掘って落とし、氷が出てきたのでそこにアックスを決めてなんとか這い上がることができた。

上はさらに傾斜が強くなり50度くらいあり氷も硬く、しっかりとクランポンを蹴り込まないといけない。下の氷よりもさらに大変でアックス一本できてしまったことを後悔するほどだが、とてもアックス一本で降りれないのでもう登るしかない状況だ。ここの氷斜面は傾斜が落ちずとても長いので、非常に疲れてようやくシルバーホーン上に出た。ふくらはぎがパンパンで攣りそうだ。ちょっと怖いところだった。

尾根に入ると途中全く飲んだり食べたりできるところがなく、また風が強いがジャケットを羽織ることもできないところだったので、寒くて空腹だった。また雪崩れ時に手袋を濡らしてしまったので、手が冷えて指先の感覚が無くなっていた。

もう午後3時前でありちょっと時間が遅かったが、ここからは頂上が目の前なので、少し休んでから頂上を往復して下山することにした。頂上稜線が雪の狭い尾根になっており北壁側が落ちているので、また雪崩れに注意して慎重にラッセルして進まねばならなかった。

ノースグレイシャーを通らないといけない下山が気掛かりでさっさと頂上往復して下山にかかる。下山路はトレースがなくGPSの記録もないのでホワイトアウトすると厄介だ。

下山のトラバースは雪崩れを避けようとジグザグに進み、ようやく登りのトレースに合流して安堵感を得た。

駐車場に着くと私が雪崩れに出会った現場を見ていた2人に追いついた。彼らは非常に心配していたようだ。

この山はアプローチが良く、難易度も低いことから初心者がよく練習にくる来る山ということでちょっと甘く見ていたが、カナダに来てしょっぱなから厳しい洗礼を受けることになってしまった。
posted by junt at 05:10 | Comment(0) | 山行記録(北米)

スチュアート北稜

スチュアート北稜2010
stuart.JPGスチュアート山 南面より

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stuart.jpgスチュアート山北面ルート図


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上半のみ ジャンダルムは登らず
メンバー:私、井本氏
装備:アックス各1、クランポン、ロープ50mx2、カム等

6/28 晴れ(シアトルは曇り)スチュアートアプローチ。Lake Ingallsまで。
10:00-20 駐車場
12:45 Ingalls Pass
14:00 Lake Ingalls

スチュアート山は国定公園ではなく国定保護林に属し、特に入域許可等は必要ない。

スチュアート山へのアプローチは北からと南からの2通りがあるが、下山に使われる易しめのルートは南側になる。今回は南からのアプローチをとった。

シアトルから駐車場まで車で約1時間半。
駐車場からインガルス湖まではハイキングトレールを辿るがインガルス峠手前の斜面から雪に覆われていた。
尚夏季シーズン中はインガルス湖周辺でのキャンプは禁じられている。


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posted by junt at 20:31 | Comment(0) | 山行記録(北米)

シャクサン 北西リブ〜頂上壁直上ルート ノースカスケード

Mt.Shuksan NW Rib & Summit NW face

MountShuksanRooute.jpg
Mt.Shuksan


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初めてMt.Bakerスキー場に行くと、東の方に新雪のついた荒々しい岩肌の山が眼前に広がっており、思わずしばしその姿に見惚れてしまうでしょう。その山がMt.Shuksan。 North Cascades のicon 的存在の山で、ポスターやカレンダーにその写真が使われることが多い。

シアトルダウンタンがらI-5をBellinghamまで北上し、東方に伸びるHighway542をBaker Ski Areaまで車で約3時間。


8/27 晴れ Fisher Chimney
9:50 登山口発
11:50 Lake Ann
14:35 幕営地

GlacierのNPSオフィスでパーミット申請。
アプローチはBakerスキー場エリアからLake Ann のトレイルを行く。

P8280126.JPG
ペイントブラシの一種

P8280128.JPG
ワタスゲの群生

P8280132.JPG
Lake Ann

非常に人気のあるルートで今日は週末であることもあり、たくさんのハイカーにで出会う。
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posted by junt at 13:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 山行記録(北米)

エル・ドラド ウェスト・アレート ノースカスケード

North Cascades
Mt.Eldorado
West Arete


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2002/7/7-10

ルート:Mt.Eldorado West Arete 5.8 標高差約1OOOm
メンバー:井本氏、山本氏、私

7/7
まず、NPS(国立公国サービス)のオフィスに行き、登山届を出す。この辺では人の排摺物を投棄してはならず、青色の排摺物持ち帰り用ビニール袋をもらう。

12時登山口若。 16時Eldorado CreekとROush Creek間のツツジ上にキャンプ設営。この辺はマーモットが多く見られる。ちょうど生まれたての子犬ぐらいの大きさで、 のそのそと雪の上を歩いている。そうだ。


7/8
雨。沈。
このマーモットが寄生虫を媒介するらしく、 この辺一帯の沢の水はフィルトアップしないと飲めない我々は近くの雪の割れ目に滴る雪溶け水をとった。

7/9
5時起床。
6時半出。

P7090015.JPG

8時Triadのコル宥。簡単な岩登り。ロープlp出す。ここから雪渓上をトラバース。アプローチの雪渓トラバース中に巨大な岩稜が見えてくるが、この尾根は支峰から伸びる尾根で、West Areteはそのもう一つ奥の尾根。
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posted by junt at 12:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 山行記録(北米)

フォービドゥン 東稜

Forbidden East Ridge Direct

forbidden.JPG
手前が東稜 右に伸びるのは北稜


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2006/8/23.24

8/23 晴れ
7:00 シアトル近郊 Carnation 発
10:40 登山口
14:30 Boston Basin 上部幕営地

MarblemountのNPSオフィスでパーミット申請。排泄物お持ち帰り用のブルーバッグをもらう。

nps_marblemoount.JPGNPSオフィス

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posted by junt at 11:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 山行記録(北米)

セイント・ヘレン山 (スノーボード) Mt. Saint Helens Swift Creek

Mt. Saint Helens
Summit 8365ft
Swift Creek

P1010001.JPG


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3/28/2003

快晴

8:00 left parking
14:30 summit
15:00 start snowboarding
15:45 arrived parking

アプローチ Seattle から3時間くらい。I-5をひたすら南へ下り、exit21で下り、Cougar 方面へ20miles。Marble Mount Sno-park 2640ftへ。

Sno-Park parking ticket を売っているJack's Restaurantの営業時間が 7:00AM−7:30PMのため、開くのを待ってから、登山開始。 Sno-Park parking ticket$9也。

1980年に大噴火して北側半分ぶっとんで、かなり標高が低くなった。写真集でみたことがあるが、元は富士山と見間違えそうなきれいな円錐形をしていた。そのため北面は崖、南面はなだらかなスロープになっている。

何面にあるSwift Creekルートは冬用の人気ルート。スノーパークとやらになっていて、冬季も除雪されているようだ。ここにはもう一つ夏用の人気ルートMonitor Ridge というルートがあり、 Swift Creekルートのスタート地点より標高1000ft 高いところから登りはじめる。 3月終りの時点でそちらへ行く道路のゲートは開いていて、車の轍も多くあったので、少し入っていたが、敢え無く敗退。4駆でスノータイヤでないといけなそう。

林の中のトレイルを約2miles辿ると、キャンプに良い雪原に出る。 Swift Creekを渡って、谷の右岸の尾根を頂上まで登る。途中どこからでも滑れる。

P1010005.JPG
頂上

登り6時間半頑張っただけあって、これほど長いダウンヒルを経験するのは初めて。楽しい下りは一瞬のこと。この時はまだ下の方も多くの雪が残っており、ほとんど駐車場まで板履いたままで下れた。傾斜は緩やかなので初心者でも十分楽しめそう。

P1010009.JPG
頂上より ここから下まで滑れます
posted by junt at 09:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 山行記録(北米)

フッド山 (スノーボード) Mt. Hood South Side

Mt. Hood
Summit 11239ft
South Side

hood.JPG


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3/29/2003

9:00 left parking
14:30 summit
15:00 start snowboarding
16:00 arrived parking

Timberline Lodge 5880ft
標高差

Portland Oregonから26号をひたすら東に向かうとやがてMt. Hood が見え、着く。 Portlandから2時間くらい。Seattle からだと5時間くらい。

スキー場の駐車場に車をとめるのですが、こちらもオレゴン州のSno-Park parking ticketが必要。違反罰金$30也。通常料金−知らん。 Timberline スキー場のリフトが標高8540ft まで行っている。
リフトは9時から営業。こちらはリフト一回券なるものは基本的にない。が、下山後に気付いたのだが、Sky View Ticket $8なるものがあるので、それを利用して登れると思う。スキー場のロッジで登山登録をする。ボックスに用紙が置いてあり記入するのみ。

オレゴン州のシンボル的山。

快晴
結局多くの人が下から登っているので、私ももうすぐリフトが動きはじめるのだが、歩くことにする。リフトの最上部まであるいて2時間。

状況によっては頂上直下のガリー登りにはアックスとクランポンが必要らしい。今回は天気もよく、気温も高めでエビのシッポで覆われたガリーのコンデションはそれほど固くなく使用しなかった。

週末ということもあり多くのパーティーが登頂していた。頂上付近は崖になっているが、最高地点から少し西側にトラバると下につながる雪面があり、そこから滑れる。

雪は概ね固く、頂上直下は少し急で実はまともに滑れんかった。下の方の広大な雪面は風紋ででこぼこしていてかつ固く、滑るとふとももパンパンでした。最後は膝ガクガクでした。

P1010022.JPG
頂上より

P1010023.JPG
ここから滑ります
posted by junt at 09:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 山行記録(北米)

レーニア山 (4392m) カウツ氷河ルート Mt. Rainier Kautz Glacier

レーニア登山記

2002/8/24-25

P8240001.JPG
レーニア山


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Mt. Rainier
Ascent route: Kautz Glacier
Descent route: Disappointment Cleaver

メンバー:井本氏、私
装備:7mmx30mロープx1、スクリューx2、ビナ、スリング少々。

8/24
10.00 Paradise 出。
16.30 Camp Hazard 着。約3400m。

8/25
5.00 起床。
6.30 出発。
11.00 4000m あたり。
13.50 Summit Columbia Crest 14,411 feet.
16.50 Camp Muir
18.30 Paradise 着。

北面はSunrise 、南面はParadise という所まで車で入れて、この2個所がアプローチの基点となる。

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posted by junt at 08:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 山行記録(北米)

マッキンリー (デナリ) 6194m

マッキンリー登山 / Denali West Buttress 2000


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行程
6/5 成田発。Anchorage着。
6/6 買い出し
6/7 -Talkeetna-L.P.
6/8 L.P.-2700m
6/9 2700-3775
6/10 -BC4300
6/11 順応。4700往復
6/12 荷上げ4900まで
6/13 停滞
6/14 HC入り。-5300
6/15 ヤマタン登頂。-6194-HC
6/16 わたし登頂。-6194-BC
6/17 -LP
6/18 -Talkeetna
....
6/23 帰国

L.P.…Landing Point      B.C.…Base Camp    H.C.…High Camp  

もうすぐAnchorage。
飛行機の窓からアラスカの大地が見える。
むちゃくちゃ天気がいい。
白く輝くでかい山々がどこまでも続く。
腐るほど山がある。
日本とはスケールが違い過ぎ!
胸がときめく。続きを読む
posted by junt at 22:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 山行記録(北米)
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