わが生涯の山々

4635348024ボナッティわが生涯の山々
ヴァルテル ボナッティ Walter Bonatti
山と溪谷社 2003-04

by G-Tools


ボナッティが1994年出版した本の邦訳

若くして多くの偉大な業績を残したが、名が売れると周りからの誹謗中傷も多くある。そしてまた若くしてクライミング界から引退してしまう。

輝かしい登攀の記録とクライミング界で人間関係に悩まされた内容も書かれた自伝。


posted by junt at 20:35 | Comment(0) | 山に関する本

アルプス登攀記

アルプス登攀記 エドワード・ウィンパー著

アルプス登攀記〈上〉 (岩波文庫)アルプス登攀記〈上〉 (岩波文庫)
Edward Whymper

岩波書店 1966-01
売り上げランキング : 64745

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


挿絵職人が山にはまった!
マッターホルン初登頂者のウィンパー著の古典です。

マッターホルンの初登頂までの記録が記されていてマッターホルン初登頂記といっても良いくらいです。何度も試みては失敗し8回目にようやく成功します。
その間にもアルプスの多くの山にもトライしていて、多くの山にその名を残している。
ベルト針峰のウィンパークーロワールしかり、ジョラスのポイント・ウィンパーしかりである。

基本的にいつも現地案内人を雇いパーティ組んで山に入るのですが、ある時都合がつかず、単独でマッターホルンに行けるところまで行ってみようということで入山するのですが、その時の記述が一番生き生きとしているような気がします。全て自分で感じて考えて決定しないといけないですから。結局下りに滑落して大怪我をしてしまいますが。

彼らの足跡を見てみるとかなり超人的です。今のようにケーブルカーやロープウェイはなかったですから。
昔の人はすごかった。

posted by junt at 11:32 | Comment(0) | 山に関する本

アルプス4000m峰ガイド

クラシックルートによる4000m峰 リヒャルド・ゲーテケ著

0897325591Alpine 4000m Peaks: By the Classic Routes
Richard Goedeke
Menasha Ridge Pr 2003-11

by G-Tools


いわゆるゲーデケ本。
アルプス登山旅行で使用したガイドブック。
昔買った1997版をつかっていたので、山小屋の電話番号などが変わっていたが、大変やくだった。
基本的にノーマルルートの説明しかない。
もう少し他ルートの説明も欲しかったが、これぐらいの情報量の方が本も小さくて持ち運びしやすくて良いのかもしれない。
ザックの雨蓋に入れて山の中まで持っていってました。
4000m峰の本なのでアイガーは載っていない。

posted by junt at 11:04 | Comment(0) | 山に関する本

Bare Hands

Bare Hands

1905379552With Bare Hands: The True Story of the Human Spider (X4)
Alain Robert
Maverick House 2008-09-05

by G-Tools


翻訳がでるのか分かりませんが・・・
世界中の高層ビルを登っている人です。
何度も大怪我をして体も結構ボロボロで、何度も逮捕されていますがそれでも登り続ける男です。
テレビで見たことがある人もいるでしょう。
フランス人の世界的ヒーローです。その人の自伝です。



posted by junt at 12:18 | TrackBack(0) | 山に関する本

青春を山に賭けて

青春を山に賭けて 植村直己 1971

青春を山に賭けて (文春文庫)青春を山に賭けて (文春文庫)

文藝春秋 2008-07-10
売り上げランキング : 9122

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


非常に読み易い
題名に山とあるが、山だけでなくアマゾン河下りの章もあり、若い時代の冒険記録のまとめとなっている。

現在は比較的簡単に登れる山でも昔は大変だった様子がわかる。
特にケニヤ山、アコンカグア、マッキンリーでの登山許可の取得が困難で、言葉もろくに通じないようなところで、現地の役人、警察、軍隊等を相手に時間のかかる申請交渉した時の苦労が書かれていて、登山自体よりもこちらの方が、はるかに困難な問題であり、それを乗り越える粘り強さを持っていたことが、彼のすごいところなのでしょう。

同志会とともに登ったグランドジョラス北壁の章もあるが、このクライミングは彼のそれまで行ってきたスタイルと大きく異なるものであり、
おそらく自分の持ち味を出せずに苦労したのではないかと感じられた。

posted by junt at 12:51 | Comment(0) | 山に関する本

栄光の岩壁

栄光の岩壁 新田次郎

栄光の岩壁 (上巻) (新潮文庫)栄光の岩壁 (上巻) (新潮文庫)

新潮社 1976-10
売り上げランキング : 24382

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


凍傷で足の一部を失くしながらも登り続け、日本人として初めてアルプス三大北壁の一つマッターホルン北壁を完登した芳野満彦氏モデルの小説。

戦時中の空襲、山での事故と友人の遭難死、凍傷による足切断、孤独な冬季山小屋番・・とちょっと暗くて重い描写が続く。

3部作を通してなぜ山に登るのかというテーマを追求しているように思っていたが、この小説では登山中に身の回りで起こる多くのことから山でしか生きていけないようになっていく人物が描かれている。

全体を通して重たい雰囲気だが、山の世界で少しずつ着実に前進しているようで苦しみながらも最後にはハッピーエンドで終わることで読んでいて救われる感じがする。
posted by junt at 10:51 | Comment(0) | 山に関する本

点の記 新田次郎

点の記
新田次郎著

劒岳―点の記 (文春文庫 (に1-34))劒岳―点の記 (文春文庫 (に1-34))
新田 次郎

文芸春秋 2006-01
売り上げランキング : 2179
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



陸軍所属の測量隊が、地形図作成のために三角点をたて、測量する作業の困難さについての話を、当時発足間もない日本山岳会との劔岳初登頂の競い合いを絡めて描かれている。

軍の威信にかけて日本山岳会よりも先に劔岳に登頂することを暗に至上命令として求められるが、仕事目的は劔岳登頂だけではなく、広範囲にわたる地図作成のための測量であるので、劔岳登頂に集中できるわけではなく、全体の作業工程の中での少ないチャンスをものにしなければならないというプレッシャーの中で仕事を進めていくことになる。

現在は一般ルートである別山尾根や、早月尾根からは当時は岩壁に阻まれて登れなかったため、登山可能なルート探しが大きな問題となったが、山岳修行僧に伝わる言い伝えをヒントに、長次郎谷からの登頂に成功する。

ストーリーは4つの章からなるが、1年サイクルの測量作業の記述が淡々と書かれているため、クライマックスは3章の三角点設置箇所調査のための劔岳登頂となる。最終章である4章はその後の作業や軍上層部からの評価に関しての記述が続き、静かにストーリーが終わる。



2009年度映画公開予定
posted by junt at 00:00 | TrackBack(0) | 山に関する本

クライミング・フリー リン・ヒル

クライミング・フリー リン・ヒル

クライミング・フリー 伝説を創る驚異の女性アスリート (光文社文庫)

リン・ヒルの自伝。

幼少時の家族問題などの私生活から、ジョシュア・ツリーでたむろってクライミングを始めた時の様子から、ヨセミテ籠もりの生活、ヨーロッパでのワールドカップ等のコンペ転戦時代等、興味深い内容で一気に読んでしまいました。




posted by junt at 11:59 | TrackBack(0) | 山に関する本

孤高の人 新田次郎

孤高の人
孤高の人 (上巻) (新潮文庫)孤高の人 (上巻) (新潮文庫)
新田 次郎

新潮社 1973-02
売り上げランキング : 3552
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



孤高の人 (下巻) (新潮文庫)孤高の人 (下巻) (新潮文庫)
新田 次郎

新潮社 1973-02
売り上げランキング : 2510
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



‘変人’加藤文太郎の人生を描く。

‘なぜあんなに厳しく危険な環境に自ら足を踏み入れるのか?’という一般人の素朴な疑問は現在も変わらないだろうから、時間もお金も含めて人生の多くの部分を山に捧げている人々は確かに変人に見えるに違いない。

加藤文太郎は、‘そこまでやりますか?’というぐらい生活の様々な部分を山登りのために費やしてしまう純朴な人だったという風に描かれてます。

新田次郎三部作の一作目。新田次郎はこの三部作を通して、‘なぜ山に登るのか’という大昔から人に聞かれて答えに困るテーマに対してなんらかの答えに繋がるようなものを表現したかったらしい。

山に入ると誰がどのような判断を下すのかということがとても重要になってくるが、普段単独行動しかしたことのない加藤文太郎が、即席パーティーに加わることになってしまい、‘なにかおかしい、このままではいけない’と感じながらも、ずるずると泥沼に嵌っていってしまうという典型的遭難パターンとなり、悲劇で幕を閉じる。

posted by junt at 00:00 | TrackBack(0) | 山に関する本

雪崩遭難

雪崩遭難

ドキュメント雪崩遭難

雪崩事故8例収録。以外なことに四国の石鎚山系が2例入ってます。

バックカントリーに入る場合は、装備はもちろん、座学で基本的な雪崩に関する知識を学んで入山したいものです。

さらにいろいろな雪崩事故例も知っておくには良い本だと思います。
というか現在この本しかないですか。
posted by junt at 00:00 | TrackBack(0) | 山に関する本

フリー・クライミング上達法

フリー・クライミング上達法 (1988)
ヴォルフガング ギュリッヒ

これも今となっては手に入れるのが難しい本ですが、まだ値は上がっていない
いくつかの世界的記録を残しながら、若くして急逝してしまったドイツの生んだ天才クライマー・ギュリッヒ先生の著作本

細かい内容は忘れてしまったが、非常に論理的に書かれていた気がする

クライミング教本古典
posted by junt at 23:36 | Comment(0) | 山に関する本

墜落のしかた教えます

墜落のしかた教えます(1976年)
ウォレン・ハーディング 著

エルキャプノーズ初登のウォレン・ハーディング先生の本です。
アマゾンで7000近い値がついている。
もう手に入れるのは難しいような。
昔借りて読んだことがあるんだけどもう内容忘れてしまった・・

古典
posted by junt at 23:22 | Comment(0) | 山に関する本

狼は帰らず

狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 (中公文庫)
狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 (中公文庫)

谷川岳 一ノ倉 三スラ 初登で日本登山界に名を残した森田勝のお話。
うまく社会に適合できないまま、がむしゃらに登っていた若い時代から、同世代に少し送れて海外遠征デビューするがうまく結果を残せないが、だんだん人間的に丸くなっていく過程が、深く描かれている。最後はグランド・ジョラス墜死で終わる。

posted by junt at 12:41 | Comment(0) | 山に関する本

日本百名谷

日本百名谷
白山書房

沢登りの本です。

タイトルと違って、日本国内からベストの沢を選んだというものではないです。日本全国の沢愛好者からお気に入りの沢の紀行文を百集めた紀行集といった感じですが、遡行図や遡行のための情報も載っていて、ガイド本としても価値があります。

いろいろな人が自分の価値観で選んでいるので、百本のってますが、必ずしも遡行価値が揃っているわけではありません。しかし、名渓が多くのっていることは確かです。編集も大変だったと思います。

また古い本なので、昔とは条件が変わってしまっているところもあるでしょう。
中には立派(?)な堰堤が数多くできてしまって、遡行価値がなくなってしまったところもあります。

2000年に復刻版が出版されたが、現在は在庫なしで見つけるのは難しいかもしれません。
定価は¥3000ですが、アマゾンの中古品で¥9000ちかくしてますね…

posted by junt at 12:50 | TrackBack(0) | 山に関する本

銀嶺の人

銀嶺の人
新田次郎著


銀嶺の人 (上巻) (新潮文庫)銀嶺の人 (上巻) (新潮文庫)
新田 次郎

新潮社 1979-05
売り上げランキング : 13123
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

今井道子をモデルとした山岳小説。
世界初女性のみパーティーによるマッターホルン北壁。世界初女性によるヨーロッパ三大北壁の登攀を描く。

仕事と山の両立に苦心しながら、次々と世界的な記録となる大きな目標達成していく過程が非常にテンポの良い展開で書かれている。マッターホルン、アイガー、グランドジョラスとストーリーの山場がいくつもあるので、最後まで飽くことなく読み終えてしまう。

著者はクライマーではないが、登攀に関する記述はすばらしい。主人公の医学研究についてや主人公のクライミングパートナーの彫刻の仕事についての記述も興味深く描かれている。

明暗の分かれた劇的な終わり方で幕を閉じる。
銀嶺の人 下    新潮文庫 に 2-18銀嶺の人 下  新潮文庫 に 2-18
新田 次郎

新潮社 1979-05
売り上げランキング : 41877
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by junt at 00:00 | TrackBack(0) | 山に関する本

自力で安く登る海外の山

自力で安く登る海外の山

自力で安く登る海外の山―憧れの世界の名峰にチャレンジする (NEW YAMA BOOKS)
自力で安く登る海外の山―憧れの世界の名峰にチャレンジする (NEW YAMA BOOKS)黒川 晴介

山と溪谷社 2000-12
売り上げランキング : 314400


Amazonで詳しく見る
by G-Tools



海外での山登り体験を元にガイドブック風にしたもの。
ネパールヒマラヤ、ヨーロッパアルプス、二ユージーランドサザンアルプス、カナディアンロッキーについての記述に、ヨセミテとインスポンの情報がおまけでついているような内容。

この著者は単独で海外のいくつかのピークに登っているようで、そのときの苦労しながらの登山体験が興味深く読めました。

出版が2001年で少し情報が古いですが、日本国内で情報の少ないニュージーランドのマウントクックやカナダのアシニボインなどに興味のある人は参考になります。

著者は残念ながら日本国内でガイド中に亡くなってしまいました。

posted by junt at 10:42 | TrackBack(0) | 山に関する本

死のクレバス−アンデス氷壁の遭難

死のクレバス−アンデス氷壁の遭難 − J. シンプソン

死のクレバス―アンデス氷壁の遭難 (岩波現代文庫)
死のクレバス―アンデス氷壁の遭難 (岩波現代文庫)

前に紹介した映画「運命を分けたザイル」の原作"Touching The Void"の邦訳。

イギリスのクライマー2人がペルーアンデスで登攀中に起こった事故の実話。
パートナーと繋がるロープを切ってしまったことで、当時クライマー界でその行為の倫理が問われ、大きな問題となりました。

これもやま本コレクションから外せない一冊。



posted by junt at 23:02 | TrackBack(1) | 山に関する本

第7級

第7級―極限の登攀 − ラインホルト・メスナー著

これも私が山始めて1年生の時に読んだ本ですが…、
あまり山1年生向きではなかったような…。

実は、山用語をはじめ、理解できない部分が少なからずあった。
私が読んだ超人メスナー著の初めての本でした。
これも名著でしょう。

題名の7級というのは、登攀ルートの難易度を表すグレードであり、7級というのは当時の最高難度6級を超えるものという意味です。

posted by junt at 22:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 山に関する本

星と嵐

私が山始めて1年生のときに読んだ本の一つ。
ガストン・レビュファーの「星と嵐」です。
説明するまでもない名著です。
ヨーロッパ・アルプス6つの北壁の記録。

星と嵐―6つの北壁登行 (集英社文庫)
星と嵐―6つの北壁登行 (集英社文庫)Gaston Rebuffat 近藤 等

集英社 1992-04
売り上げランキング : 71772

おすすめ平均 star
starオーソドックスな登攀記録
starあふれるリリシズム
star写実的かつ情感的

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


映画にもなったようですが、そちらの方は見たことがありません。
最近DVDがでているみたいですが・・・

星と嵐 [DVD]
星と嵐 [DVD]ガストン・レビュファ, モーリス・バケ, ガストン・レビュファ

アイ・ヴィ・シー 2006-10-27
売り上げランキング : 11273


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by junt at 22:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 山に関する本

日本登山体系

日本登山体系 全10巻

日本全国の沢や岩のルートのガイドブック。
情報はとても古いので新しいルートはないですが、全国の羅網されているので、マイナーなエリア情報も載っていて、山を志すものは揃えたくなりますが、値段も高いですね。

posted by junt at 00:00 | TrackBack(0) | 山に関する本

山岳遭難関連

山岳遭難事例集です。

様々な山岳遭難のケースを知っておくにはとても良い本です。

山で死なないために (朝日文庫) 武田 文男 1990

続・山で死なないために (朝日文庫) 武田 文男 1996


現在は昔と違って、山の中でも携帯電話が通じるところも多いし、山の中で天気図確認できますし、GPSという便利な道具もありますし、深刻な事故を防げる手段は増えているはずですが、なかなか事故は減らないものですね。


posted by junt at 06:36 | TrackBack(0) | 山に関する本
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。